寿退社は本当に勝ち組なのか、不安と妬み

一般的な寿退社のイメージと裏側

寿退社について何らかの不安を抱えている女性の皆さんこんにちは、管理人のShinnoji_Uraです。

寿退社と言う言葉は、昔と比較してみるとあまり聞かなくなっているように思います。それは、以前のように結婚と同時に会社を辞める人が少なくなってきている事が要因の多くを占めるでしょう。

引越しなどで通勤が難しくなってしまう場合は仕方が無いですが、せめて子供を産むまでは仕事を続けたいと考えている女性も居ますし、そもそも子供を授かる事無く、夫婦二人で今までのように頑張っていきたいと考えている人達も居ます。

とは言え、寿退社は幸せのイメージもやはり強いかもしれない。結婚して、寿退社したい女性も少なくないだろう。夫の扶養で暮らしたいと考える気持ちもよく分かる。今日はそんな寿退社について、色々な角度から不安や悩みを解決できるように暴いていきたい。

寿退社の基本、いつ報告したら良いか

見出しの通りですが、報告のタイミングは基本中の基本ですね。これはもう、職場によって異なる為、

・一概に「いつ」という答えはありません

企業の規模であるとか、社員数や仕事の内容によっても違ってくるからですね。それなら、余裕を持って早めに報告したら良いのはないかとも思うかもしれないが、それは少々危険かもしれません、以下のような事を先に考えておいた方が良いでしょう。

・寿退社に否定的な人も居るかもしれない
・妬まれる可能性もあるかもしれない

上記は実際に良くあります、団塊世代の古い思想が染みついた古参企業ほど多い傾向にあります。

寿退社を羨ましく思う同僚も居るでしょう。「おめでとう」と言ってはくれたもの、本音は複雑なのも事実、という方も居る。激しい結婚願望があるのにも関わらず、

・結婚できずに焦っている人にすれば寿退社はこの上ない屈辱

に違いありません。アナタのお相手が条件の良い男性であれば、その悔しさ、妬み、嫉妬のレベルは一気に燃え上がるでしょうね。

それにアナタの上司が頭の固いタイプの場合、一生懸命仕事を教えたり新しい取引先を一緒に開拓した所で、サクッと寿退社で辞めますと言われたら、

・顔は笑顔でおめでとう、お幸せに、でも裏では、今までは何だったんだ、バカバカしい

と思われるかもしれません。本当はそれなりの結果を出して働いている女性であっても、何だか役に立たないと思ってしまうような錯覚を起こしてしまう可能性すらあり得るのです。だから、報告するタイミングは慎重にした方が良い。一つ間違うと、会社を辞める日まで、

・針のむしろに座っている気分なり精神的にかなりストレスを受ける

状況になります。信頼できる上司が居るなら、結婚と同時に会社を退くことを伝え、いつ報告したら良いか聞いてみても良いかもしれません。

最低でも3ヶ月、或いは半年と、アナタの職場、現在の仕事の様子に合せて伝えてみよう。そうでなくても、一人抜けただけで忙しくなってしまう職場もある。なるべく迷惑をかけないように心がける事が大事です。次からもっと具体的に考えてみましょう。

必ずしも寿退社を望んでいる女性ばかりではない

結婚は、実際はどうであれ幸せになりたいと願って踏み切るものである。嫌みを口にする人達にとって、相手の男性が魅力的な人であればあるほど悔しい。

しかし、結婚相手は確かに条件の良い人の方が良いかもしれないが、必ずしも寿退社を望んでいる女性ばかりではない。看護師や栄養士など、資格を活かしてスキルを磨いている女性にとっては、

・仕事を失う方が辛いと考える方もいる、公務員もそうかもしれない

また、職種によっては、寿退社した後、転職や再就職が難しい場合も少なくない。結婚によってキャリアを捨てたは良いが、

・その後二度と望む職に就けない

等と言う言葉もよく聞く。アナタならどうするか、このあたりも報告までにしっかり一考するべきだと筆者は思う。

本当に寿退社したいのか

今回のお題ついて女性は、是非しっかりと考えて答えを出して欲しいと思う。

職場恋愛をして結婚する場合も多いかもしれない。この場合は、特に悩むのではないだろうか。社員の中には、このおめでたい話を聞いて、

・うざいと思う人も正直居る

だろう。中には、寿退社を隠して会社を辞める女性もいる。理由は、やはり辞めるまでの間、周りが気を使うことも多く、

・仕事がやりにくいと感じる

からだ。そこまで考えることも無いように思うのだが、職場もそれぞれ。最終的には、二人で話し合って報告の時期などを決めるのが一番賢明な判断です。また、寿退社であっても、失業保険が受け取れる場合もあります。

・職場を辞めるまでの2年の間に、雇用保険に通算して12ヶ月以上入っている事
・働きたいのに、職場が見つからなくて失業している

結婚によって遠方に引越しする時は、「特定理由離職者」として対応される事もあります。こういった事も念入りに調べてから寿退社を考える事をおすすめします。

寿退社は大変な事もあるかもしれないが、多くの人が経験する事でもあります。妬みや嫉妬、周りの反感もあるかもしれないが、アナタが手に入れるのは「幸せな家庭」だという事を忘れずに頑張っていただきたい。

▼結婚前後に考えておくべき生活の不安について

以前Shinnoji_Uraが執筆したコラムです、こちらも是非合わせて参考にしてみて欲しい。